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一般の人から好きな音楽を聞かれた時は答えに悩んでしまう時があります。
正直、メジャーな物で特に好きなアーティストがいない…。
志方あきこさんやサンホラは言っても知らないだろうし。
もちろん、メジャーなもので「あ、この曲いいな」と思うのはたくさんあります。
音楽番組もそこそこ観てるので流行りの曲はそれなりに知ってると思います。
でも、一つの曲を好きになっても、アーティスト自体を好きになるのはほとんど無いです。
大体後で忘れちゃうから。
その分、たった一曲の歌からハマったサンホラや志方さんは、そりゃもう爆発的で。
続きで知った経歴でも少し。


まず、私がオタクの道へと進む事になったのは三歳上の兄の影響でした。(ってこんな所から話すと長いか笑)
音楽以外でもゲームや漫画やオタ的な物の全てのきっかけは、兄。
聖剣3も兄がプレイしてる所を見て興味を持ちましたし。
そんな兄弟がいるのは有難い事です。
そしてまた、志方さんもサンホラも兄から知りました。

まず志方さんの歌との出会いは…車の中でした。
兄の好きな曲をとりあえず詰め込んでるCDを車の中で掛けていたんです。
もちろん全部アニソンとか声優さんの歌とか。(しかも家族全員で山口県の祖父母宅に行く途中で笑)
そこで掛かった志方さんの、「何処へ」。(アルバム『廃墟と楽園』に収録されている曲)
出だしのメロディー、歌声に一瞬で惚れました。
確かその時は03年頃で、志方さんがまだメジャーデビューする前の同人活動(自費出版)をしていた頃でした。
どこか物悲しい曲の雰囲気にも魅了されて、聴き込んでました。
父は「なんかキンキン甲高い声やなぁ」って言ってましたが(笑)
でも、私には衝撃的で…一目惚れならぬ、一目聞き(なんだそれ)でした。
家に帰ってから他にあった曲も聴いて(Come raggio di sol、ロマの娘、MARE、ラヂヲ予報等、ほぼ廃墟と楽園に収録されてる曲ばかり聴き)、更に深みにはまって行きました。
当時…高校に入ったばかりだったかな。
メジャーデビューした時は嬉しかったのですが、メジャーデビュー=一般的向け(少しだけど)になったのが悲しくもありました。
NavigatoriaのHOLLOWとか「えっこれ志方さんの曲!?」と驚いた覚えがあります。
もちろんNavigatoriaも大好きですが、全体的におとなしい感じで、志方さんの魅力を引き出せてないなと感じました。(花帰葬で作られた曲は素晴らしいと思いますが)
RAKAでやっと志方さんらしさを取り戻せたかな、と思います。
兄も「最初の頃に戻った感じでいいね」って言ってたのも覚えてます。
もちろん近年の曲も更に表現の高みへと上られていて、とても素晴らしいです。
でも、同人時代の『廃墟と楽園』や『緑の森で眠ル鳥』の頃がまだ一番好きだなぁと思ってます。
なんだろうな…懐古厨と言われればそれまでだけど、やはりあの頃の歌が一番生き生きしてると思う。何から何まで一人で作られていたあの頃が。(といってもさすがに演奏は他の人が加わってるけど)
結局は志方さんの曲は全てが素晴らしいのですが(笑)
本当、地上に舞い降りた女神の歌声ですよ。

サンホラは先程言いましたが、これまた兄の影響で。
確かこれも高校生の頃だったと思います。05年頃。
兄が「なんか変わった歌があるよ」と言って聴かせてくれたのが、Elysionの『エルの絵本【魔女とラフレンツェ】』でした。
語りとか入っていて初めて聴くようなタイプの曲で、「面白いね」と言いつつも実はそれ程衝撃は無かったです。(あとFF9っぽい音楽だなぁと漠然と考えていたぐらい)
当時は志方さんに夢中だったので、それほど気を留めなかったんだと思います。
でもその後、『笛吹き男とパレード』を聴いてからかなりハマりだしました。
何って…じまんぐの存在。
いや、感動とかじゃなくて、笑えて。
兄と「このおっさんの声何?(笑)」と笑いながら最初は聴いてました。
他にも、『恋人を射ち堕とした日』や『StarDust』が兄のお気に入りコレクションに入っていて、何回も聴いていく内に、一曲一曲に物語があるという事をを把握して行き、あらまりの歌声とじまんぐのアクのある声にハマっていき…
どっぷりはまっていった、という感じです。
何より一番は、曲にストーリーがあるという事が感動でした。
それまではただ、「きみが好きだよ」とか、ひとつの気持ちを膨らませて歌っている様な曲しか聴いた事が無かったので、サンホラの盛り込まれた歌詞にはただ驚かされてばかりでした。
Elysionのストーリーの残酷さ、中世ヨーロッパ風の世界観にも惹かれました。(こうゆうメルヘンと残酷さが混じった物がとても好みです)
私の西洋好きはRPGゲームの影響ですが。(そうゆう人は多いんじゃないかな)
ちなみにあらまりの声の第一印象は、「すごく幼い(若い)」でした。ラフレンツェの語りを聴いて。なんでだろう。

他にもChronicle2ndやThanatos・Lost等を繰り返し聴いて、段々と分かってくるストーリーの楽しさを知り、曲調もものすごく好みで魅了されていき…
見事、サンホラマジックに掛かってしまいました(笑)
一期から二期に変わる話になると必ず暗い話になってしまうのですが、あえて言わせてもらうと、やはり当時はとても悲しかったです。
というか当時はネット環境が無く情報に疎い頃だったので、『少年は剣を・・・』を聴いてから「あれ?あらまりどこ歌ってた?」と疑問に思い、それから調べてから知りました。ショックだったのは言うまでもなく。
正直、Romanの時はテンショ上がらなかったですね…(本当こんな事言うのは申し訳無いのですが)
もちろん、今はRomanの曲も全部大好きです。歌姫たちも。新しく声優を起用した事も。
でも、こんなに人数がいるのにどこか物足りない。
語りが無い歌がある…これがサンホラ…?もっと熱い、何かが足りない。
RomanのDVDも、一回しか観てないですね…兄も一曲目はチラ見はしたものの、他はほとんど見てない状態でした。ElysionのDVDは今でも何回も何回も見返す程です。
実はファンクラブを脱退したのもこの時期。(退会というか、料金の更新をしなかった。もう別にいいかな、という気持ちでした)

…ですが、やはりサンホラはやってくれましたよ。
Moiraの登場で。
このアルバムのお陰でサンホラ熱がぶり返しました!
このこってり感!この詰め込み感!この濃厚さ!
やってくれたなRevoさん!!!!
という感じで、やっぱサンホラはサンホラだなぁと感じたアルバムでした。とても嬉しくなりました。
MoiraコンDVDも演出等がパワーアップしてて、Romanの時はチラ見しかしなかった兄も熱中して観て、素で「きたーーーー!」と叫んでいたぐらい(笑)

そんな感じで出会いだけを語るつもりが、ほとんど語ってしまいました(笑)
ただ、今のサンホラに欲を言えば、語りを全て日本語にして欲しいですね…。
外国語の語りも、後で調べて段々と意味を理解して行くのも楽しいのですが、やはり日本語の方がテンション上がります。
あらまりのあの淡々とした語り、「虚ろな月明かり、白い吐息、薄汚い部屋、痩せた膝の少女」とかゾックゾク来ます。
英語だと「今何言ってるんだっけ?」と分からなくて感情移入しにくくなります。
いや、アイクはいいキャラで好きですが(笑)
ただ、外国語は所々のちょっとした区切りの台詞だけでいいと思う。
語りはじまんぐと大塚さんに任せとけばいい(笑)

そういえば、志方さんもサンホラも活動開始時期やメジャーデビュー時期が近いんですよ。
どちらも01年に動き出し(Revoさんは90年代後半からサイトで細々やってたみたいですが)、メジャーデビューは04年と05年(志方さんが一年遅く)と何とも絶妙な近さ。少し運命的にも感じます。
どちらもとてもとても大好きで素晴らしいアーティストなので、出会えた事に本当に感謝です。
ありがとう、私のオタ道の全ての原因の兄。

余談ですが、サンホラや志方さんは兄と結構周りに布教して来たのですが、兄が志方さん好きな友達にサンホラを勧めたら、「Elysionの畑の歌(Yield)流れてる途中で飽きられてハルヒに変えられた(´д`)」と失敗した事があるそう(笑)
やっぱり人を選ぶからなぁサンホラ。


さてさて今更ですが、一番最初に話を戻します。
一般の人に好きな音楽を聞かれた時、何て答えようかと考える話でしたが…
うーん…そうだな、
とりあえず井上陽水って言っとこうかな。曲全部好きだし。(これは父の影響)
 

【追記】
志方さんの本気。
【ニコニコ動画】志方あきこ<Oh smania! oh furie! ~ D'Oreste e d'Aiace>
オペラ歌手でもないのにこれはすごい。感動した。
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